関口海苔店は、“日本一やさしさあふれるお店” をめざし、お客様にご満足、またお客様にお喜びいただけます様、日々努力しております。海苔を通じて少しでもお客様のお役に立ちたい、そして美味しい海苔をお届けしたいと常に考えています。
海苔の本場である九州地区や瀬戸内地区をはじめ全国の漁連の「海苔入札指定商」であることが当社の強みです。毎年仕入れる量は全国でもトップクラスで、年間約1億8,000万枚の海苔を加工・販売しています。
生産量だけでなく味の追求や品質へのこだわりについても最高水準であることを自負し、加工技術においても常に研鑚を重ねています。
例えば緑茶でもビールでも、最初に摘んだり絞ったりしたものには素材そのものの味わいが凝縮しています。
栄養豊富な大海で育った海苔も同様で、毎年1月ごろに収獲される「一番摘み」には海の恵みがギュッと凝縮。とろけるようなやわらかさと甘味が最大の特徴で、ふくよかな香りは群を抜きます。産地でも珍重される高品質の「一番摘み」は海苔業者にとって垂涎の商材ですが、実は誰でも買えるわけではありません。業者としての信用を示す入札権を持たないと直接購入することができないからです。
当社は海苔の本場である九州有明海や瀬戸内海をはじめ全国各地の漁連海苔入札指定商であることから、貴重な「一番摘み」を直接買い付けすることができます。良質の原料を仕入れるルートと熟練した独自の加工技術で、飛び切りおいしい海苔づくりを実現しています。
海苔はシンプルな食べ物だけに原材料の品質が味わいに直結します。自然の恵みそのものの海苔は気候風土の影響を受けやすく、産地や時期によって収穫量や味が異なるため、原材料の品質を見極める「目利き」が欠かせません。
例えば、有明海産や瀬戸内海産など生産者ごとに味を吟味してから買い付けますが、その際、一度に大量購入することから長年培った「経験」や「感」も重要です。
毎年寒い時期に買い付けた海苔は、熟練の職人たちによって乾燥・加工されますが、原材料の持ち味を生かすも殺すもこの工程にかかっています。気温や湿度によって火加減を微妙に調整するなど、ここでも経験と感が問われます。
海苔は日々の食卓に欠かせませんが、コンビニのおにぎりや回転寿司など外食産業でもお馴染みです。食の“名脇役”ともいえる海苔ですが、そのまま味わう機会はあまりないのではないでしょうか。
私たち関口海苔店が手がける海苔は、そのまま味わっても“主役”になれる自信作で、甘味、柔らかさ、香りは格別です。お客様から「海苔ってこんなにおいしかったの!」という驚きと感動の声が多くのお客様から聞けますよう、全社員一丸となっておいしい海苔づくりに日々取り組んでいます。